ウイスキー

ウイスキーの保存方法を徹底解説|これだけ見れば完璧

おじさん
おじさん
ウイスキーを安全に長期的に保管したいんだけど…。
おばさん
おばさん
どんな保存方法すれば良いのか教えて欲しい…。

このような疑問を解決していきます。

ウイスキーは近年の人気の上昇によって沢山の方が購入していますが、保存方法をミスると全く価値がなくなってしまいます。

飲みたい方も、投資目的購入している方もお金を払って購入しているので、できれば適切に長期的に保管したいでしょう。

この記事では、そのような方の参考になる「ウイスキーの適切な保管方法」について紹介していきます。

本記事の内容
  • ウイスキーに賞味期限は”ない”
  • ウイスキーの保存をする上で知る項目
  • おすすめのウイスキー保存方法

そもそも、ウイスキーに賞味期限は”ない”

ウイスキーはそもそも賞味期限という概念はなく、未開封のボトルであれば約100年前のものでも飲めるとされています。※流石に残っていないが…。

ですので、他のお酒(10%前後)のものは流石に1,2年程度が多いですが、ブランデーやウイスキーのような蒸留酒は40%と高く、自分で雑菌を殺します。

そのため、適切な保存方法さえ守ることができれば、古いものでも飲むことが可能です。

もちろん、未開封に限った話でして、開封をしているのであればどれだけウイスキーでも約1年以内に飲み干した方が良いでしょう。

開封後についての保存方法については下記の記事をご覧ください。↓

開封後のウイスキーを保存する方法を解説|意識すべき点は3つ このような疑問を解決していきます。 ウイスキーはアルコール度数40%と高いため、未開封であれば賞味期限がないとされ...

ウイスキーの保存をする上で知る項目

ウイスキーを適切に保存しようと思った際に最低限知っておくべきことがあります。

ここでは、確実に知っておいた方が良い保存項目を3つ紹介していきます。

項目1,保管場所

ウイスキーの保存をする上で知る項目1つ目は「保管場所」です。

保管場所は1番意識するべきでして、ここを怠ると他を意識したところで全く意味がないのでとりあえず保管場所だけはこだわりましょう。

と、言うのも保管場所によっては圧倒的にウイスキーを劣化させます。

特に、直射日光などには注意していないと、1,2年で普通に劣化して味を落とします。

項目2,保管温度

ウイスキーの保存をする上で知る項目2つ目は「保管温度」です。

保管温度も意識すべきであるのですが、保管場所と比べるとそこまで重要ではありません。

とは、言っても温度によってはウイスキーの中で分離を起こしてしまう可能性があるため少なからず劣化するでしょう。

特に、冬のように冷えている環境であればある程度は大丈夫ですが、夏の高温多湿の状況は最悪です。

できれば、約15~20℃の間で管理すれば温度による劣化はあまりしません。

https://osake-zero.jp/whisky-keep-summer

項目3,空気との接触

ウイスキーの保存をする上で知る項目3つ目は「空気との接触」です。

ウイスキーはアルコール度数が他のお酒と違って空気に接触すればするほど空中にぶっ飛んでいきます。

ですので、未開封であっても注意するべきなのですが、開封後であればさらに注意しないと気付けばアルコールが抜けます。

=味の劣化に繋がってしまいますので、対策をする必要があるでしょう。

ウイスキーの空気接触を防ぐのであれば、最近では”パラフィルム”と言うものを利用しています。詳しくは↓

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ウイスキーを保存する上で注意すること

ウイスキーを保存する上では知っておくべき項目以外にも、注意するポイントがあります。

ここで紹介する注意点を怠ると未開封のウイスキーでも飲めたものではないので、知っておいてください。

注意1,冷蔵・冷凍庫には入れない

ウイスキーを保存する上で注意すること1つ目は「冷蔵・冷凍庫には入れない」です。

ウイスキーは上記の”見出し2”で紹介したように、温度や直射日光を当たらない場所が良いと言いましたが、冷蔵庫や冷凍はNGです。

これは多くの方が勘違いすることなのですが、冷えて入れば長期保管ができるわけでなく、冷蔵庫や冷凍などは逆に劣化させます。

ですので、直ぐに飲み干す前提で冷蔵庫や冷凍庫に入れるのはありです。

ですが、この記事の本題である長期保管を安全にするのであれば、なるべく常温(15~20℃)程度で保管するようにしましょう。

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注意2,ニオイが”ない”場所

ウイスキーを保存する上で注意すること2つ目は「ニオイが”ない”場所」です。

ウイスキーは古酒を飲めば分かるのですが、昔の保存方法が家にワインセラーなどがなかったため、茶箪笥や押し入れがほとんどでした。

よって、ウイスキーに匂いが移ってしまい飲めなくなっているものがあります。※防虫剤の匂いもある。

ですので、暗くて温度が一定を意識しすぎると、匂いがウイスキーについてしまい飲めなくなってしまいます。

注意3,横に倒さない

ウイスキーを保存する上で注意すること3つ目は「横に倒さない」です。

ウイスキーはアルコール度数が高いため、横向きに保管してしまうと、コルクやキャップの成分が全て溶け出してしまいます。

それこそ、コルクに関してはボロボロになるため、ウイスキーにカスが入りますし、金属キャップに関しては鉄の味が加味されます。

ですので、どんなウイスキーでも立てて保管するようにしましょう。

ワインに関しては、アルコール度数が15%前後ですので、横にしていてもコルクがボロボロにならないため、横に保管しています。

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注意4,揺れない場所

ウイスキーを保存する上で注意すること4つ目は「揺れない場所」です。

保管場所を常に誰か人が通るところなどにしてしまうと、少しかもしれませんが揺れていることになります。

これは、目立った影響は与えない可能性もありますが、古酒などに関しては液面低下やアルコールを飛ばす原因になりかねます。

ですので、保管場所を選ぶ際にあまり通ったり揺れたりしないような場所にするべきです。

大切なウイスキーのおすすめの保存方法

ウイスキーをどんなところに保管するべきなのかについては、上記で紹介したような条件であればOKです。

その上で、筆者が最もおすすめするウイスキーの保存方法を紹介します。

方法1,ワインセラー

大切なウイスキーのおすすめの保存方法1つ目は「ワインセラー」です。

ワインセラーは名前にもある通り、基本的にはワインを保管するものですが、これはウイスキーの保管にも使えます。

と、言うのもウイスキーを保管するときのポイントである、温度管理や冷暗所などを含めると最高レベルです。

しかし、ワインセラーは近年価格が下がっているとはいえ、高級商品です。

ですので、手軽には購入できないのですが、大切なウイスキーを保管するのであれば高くても買う価値は全然あります。

方法2,食品棚・納戸

大切なウイスキーのおすすめの保存方法2つ目は「食品棚・納戸」です。

ウイスキーを好きな方はなるべく見ていたい!と言う方がほとんだと思いますが、そのような方におすすめなのが食品棚などになります。

これは家庭にも1つはあると思いますが、それを全てウイスキー用に購入することです。

価格も1つ1万円前後で購入しやすいですし、下手すればリサイクルショップに足を伸ばせば4,000~7,000円などで購入もできます。

しかし、場所はどうしても取ってしまいますので、購入する際はご家族の許可は必ず得るようにしてください。※喧嘩の種にも…。

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方法3,ボトルキャビネット

大切なウイスキーのおすすめの保存方法3つ目は「ボトルキャビネット」です。

これはあまり聞き覚えがないものなのですが、本格的にウイスキーを保存しておきたいと思う方には超絶おすすめです。

と、言うのも見た目はシックでカッコいいのは当たり前で、表からは見えないものの引っ張り出すと数十本保存することができます。

これの良いところが、多く収納できる上、地震や何か震災が発生した時にも落下防止になるので、大切なウイスキーを守ることができます。

また、鍵などが掛けられるので高いウイスキーの管理ができるのですが、1番の難点なのが費用が数十万するところです。

https://osake-zero.jp/whisky-storehouse

まとめ

ウイスキーは未開封であれば保管状態さえ良ければ4,50年経っても全然飲むことができます。

ですので、賞味期限が無いと言っても良いですが、保管状態が悪い場合飲める物だとしても味は極限に劣化します。

よく“ひねている”と言う表現を行うのですが、これは保管状態が悪い場合に起こります。

ずーっと美味しいウイスキーを保管しておきたいと思うのであれば、この記事を参考にしていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、お酒に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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