このような疑問を解決していきます。
ウイスキーはアルコール度数40%と高いため、未開封であれば賞味期限がないとされています。
しかし、他の食べ物と同様で未開封であれば賞味期限や消費期限などが長めですが、開封してしまうと一気に短くなります。
それと同じでウイスキーも開封すると未開封と比べると保存する際に意識すべきことがありますので、本記事で詳しく紹介していきます。
- 開封後のウイスキーは賞味期限がある
- 開封後に適切に保存する方法
- ウイスキーは飲める範囲で開封すべき
開封後のウイスキーは賞味期限がある
ウイスキーは未開封であれば、賞味期限が”ない”と言っても過言ではありません。
しかし、少しでも開封するとどれだけウイスキーだとしても、賞味期限ができます。
ですので、開封後は長期間保管せず、約1年以内には飲み切るようにした方が味やアルコール的に変わらずに楽しめるでしょう。
それ以上になれば下記で紹介する保存方法をしなければ、確実に味は劣化します。
開封後のウイスキーを適切に保存する方法
ウイスキーは開封すると賞味期限ができるのですが、対策をすればある程度味を維持しつつ長い期間保存することができます。
ですので、下記では筆者が開封後のウイスキーを保存している方法を紹介していきます。
方法1,未開封と同じ環境
開封後のウイスキーを適切に保存する方法1つ目は「未開封と同じ環境」です。
開封後のウイスキーの管理も飲み始めたからと言って、窓際に置いたり温度が不安定な場所などに置いたりするのはNGです。
ですので、開封後でもなるべく未開封のウイスキーを保管している場所におきましょう。
方法2,パラフィルムを巻く
開封後のウイスキーを適切に保存する方法2つ目は「パラフィルムを巻く」です。
未開封であれば古酒などでない限り、キャップなどの隙間を気にする必要がなく、そのまま放置で良いでしょう。
しかし、開封後のウイスキーはどれだけ強くキャップを閉めたとしても、隙間ができてしまい、そこからアルコールや味の劣化に繋がり兼ねます。
ですので、そのような隙間を防ぐために”パラフィルム”と呼ばれる道具を使って封をする必要があります。
直接的な効果などは明確に分かりかねますが、バーやウイスキーのマニアの方が利用するぐらいですので、しないよりはしておくほうが良いでしょう。
詳しくはこちら↓の記事で紹介しています。
方法3,飲み始めた年月を書く
開封後のウイスキーを適切に保存する方法3つ目は「飲み始めた年月を書く」です。
未開封の場合は賞味期限がないのですが、開封した場合は上記でも言ったように約1年程度で飲み終えるのを推奨します。
しかし、ただ開封した後に大体1年経ったのかな…とかといつ開けたものかが不明になり、最終的には飲めないぐらいになるまで放置されます。
=美味しく飲めなくなるために、捨ててしまう羽目になるので、管理的にも開封したウイスキーには飲み初めの年月を記入するようにしましょう。
筆者はこのように↓ガムテープなどを貼って年月を記入しています。※ご参考に
ウイスキーは飲める範囲で開封を行うべき
ウイスキーは種類も多く1度ハマると色々なボトルを購入してしまいがちで、気付けば1年で100本近く購入している方も…。
中には開封せずにコレクションしているものもあるかもしれませんが、飲みたいためのものもこの中に確実にあるでしょう。
これを計算してみると、1年間に50本のウイスキーを開封して、1本が700ml程度とした場合、そして1回の飲む量を30mlで飲み進めると↓
1年間で約1150杯以上 |
1ヶ月で約100杯 |
1日で約3,4杯 |
飲む必要があります。
これからさらに休肝日などを設けると尚飲むスピードを上げなければ1年間で消費することができない計算になります。
もちろん、1日で50本を開封するわけではないので、上記は参考程度の計算です。
ですが、開封すると1年間で飲む方が良いので、できるだけ飲める範囲で開封して楽しむようにしましょう。
まとめ
ウイスキーは未開封であればそもそも賞味期限はありませんが、開封をしてしまうとどうしても賞味期限が発生してしまいます。
ですので、味を劣化させたり飲めなくなるまで放置したくないのであれば、約1年以内に飲む必要があります。
しかし、もし飲めきれないと思うのであれば上記で紹介した3つの方法で、保管することをおすすめします。
何もしないよりは全然良いですし、長期間美味しく飲むことができますので、ぜひ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、お酒に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。