このような疑問を解決していきます。
ウイスキーは保存する際には色々意識すべき点があるのですが、その中でもよくありがちな冷蔵庫・冷凍庫保存問題です。
これはウイスキー界隈でも頻繁に話題に上がりますし、お酒=冷やして保存する物だと思われています。
ですので、この記事ではウイスキーの保存に冷蔵庫・冷凍庫保存はどうなのか?についてご紹介していきます。
- ウイスキーの保存は常温が適切
- ウイスキーの保存に冷蔵庫・冷凍庫はNG
- 数ヶ月で飲み切るなら入れてもOK
ウイスキーの保存は常温が適切
大前提で言うと、ウイスキーの保存に向いているのは”常温”でして、下手に冷やしたり・温めたりするのはおすすめできません。
詳しい理由は”見出し2”で紹介しますが、簡単に言うとウイスキー本来の味を楽しめなくなるからです。
ウイスキーの他にも、ワインやブランデーなどに関しては冷やしすぎたりするのはあまりおすすめできません。
基本的には常温(25度前後)で保存すると、本来の味を長期間味わうことができます。
ウイスキーの保存に冷蔵庫・冷凍庫はNG
この記事の本題であるウイスキーの保存に冷蔵庫・冷凍庫は良いのか?と言うことですが、結論”NG”です。
なぜ、NGなのかについてここでは3つの理由と共にご紹介していきます。
理由1,香りが消える
ウイスキーの保存に冷蔵庫・冷凍庫がNGな理由1つ目は「香りが消える」です。
ウイスキーは何と言っても香りというものが大事で、ここの部分が無くなるとウイスキーでは無いと言っても過言ではありません。
それが、冷蔵庫・冷凍庫などに入れてしまうと、香りが発揮しなくなってしまいます。
これに関しては、長期保管の場合でして、1,2ヶ月程度であればそこまで大きな差は出ないです。※経験上
理由2,匂いが移る可能性がある
ウイスキーの保存に冷蔵庫・冷凍庫がNGな理由2つ目は「匂いが移る可能性がある」です。
冷蔵庫・冷凍庫は色々なものを保存する場所ですので、ウイスキーだけでなく野菜を始め残り物の食べ物などが入っています。
と、なると開封後のウイスキーを入れてしまうと、蓋の隙間などから匂いが移ってしまう可能性があります。
特に、家庭的な冷蔵庫などであれば漬物や野菜など匂いが強いものが入っているでしょう。
ですので、ウイスキー本来の香りを発揮できない可能性があると言えます。
理由3,振動による酒質の変化
ウイスキーの保存に冷蔵庫・冷凍庫がNGな理由3つ目は「振動による酒質の変化」です。
ウイスキーはアルコールが強いため、開封後は早めに飲んだりしなければドンドンとアルコールが飛んでいってしまいます。
これをさらに助長させてしまうのが、振動なのですが、冷蔵庫・冷凍庫に入れると開け閉めは当然のこと、常に若干揺れてします。
こうなると味を変えるほどのアルコールが飛んだり、水素やらなんやらの結合が崩れてしまうと言うのがあるそうです。
ですので、開封後は特に保存状態や管理状況を気にする必要があると言えます。
数ヶ月で飲み切るなら冷蔵庫・冷凍庫はあり
もし、数ヶ月でウイスキーを飲み切るつもりなのであれば冷蔵庫・冷凍庫での保存はありです。
これに関しては経験上、トロトロになったりして味わいが常温保存のものとは異なったりするため違う楽しみ方ができます。
しかし、冷えすぎると、お腹を強く刺激したり2日酔いになったりしてしまうので、飲み過ぎには注意が必要です。
まとめ
ウイスキーは安定的に保存しようと思うのであれば、確実に常温がおすすめです。
しかし、数ヶ月(1~3ヶ月以内)に飲み切る前提であれば、冷やして保存するのも全然ありと言えます。
ですので、特例で冷蔵庫・冷凍庫の保存はありと言えますが、普通に保存するのであれば必ず常温で保存しましょう。
さらに、未開封で長期保存する場合は、色々対策する必要がありますので、詳しくはこちら↓をご参考ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、お酒に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。