このような疑問を解決していきます。
近年、ウイスキーの人気が高まり、飲むだけでなく集めたいマニアの方などが増えたため、長期で大切に保管したい方がいます。
そんなウイスキーはアルコール度数などが高く、少しでもキャップが空いていると隙間から蒸発してしまいがちです。
しかし、パラフィルムと言うものをキャップの部分に巻くと、少しでも蒸発を防げウイスキーを長期で保管し楽しむことができます。
ですので、この記事ではウイスキーを保管するにはパラフィルムがおすすめな理由や使い方などについて紹介していきます。
- パラフィルムについて
- ウイスキーの保存にはパラフィルム一択
パラフィルムって何?
この記事ではウイスキーなどの古酒を保管するためにパラフィルムを使うと言っていますが、そもそもパラフィルムって何?となるでしょう。
結論から言うと、パラフィルムは医療や研究などで使うような道具の1つになります。
ですので、基本的には一般人が購入するようなものではないため、商品の説明欄には「医療用」などと書かれています。
ですが、近年ではウイスキーの人気上昇に伴い、大切にウイスキーを保管するには”パラフィルム”がおすすめとなりました。
ですので、ウイスキーを集めているマニアやバーの開封後のウイスキーの管理などに使われるようになっています。
パラフィルムの使い方
パラフィルムはそもそも医療用で、何かを空気に触れさせたくないものに巻きつけたりするものです。
ですので、ウイスキーでも空気に触れさせたくない部分に巻く必要があります。
下記では、そんなパラフィルムをウイスキーにどのように使うのかについて紹介していきます。
使い方1,開封後のウイスキー
パラフィルムの使い方1つ目は「開封後のウイスキー」です。
開封後のウイスキーは、周りにある梱包物を開けるため、どうしてもキャップの部分に隙間が出来てしまいます。
ここの部分から強いアルコールなどが蒸発してしまい、美味しいウイスキーの味が劣化したりアルコールが抜けてしまい美味しくないものになりがちです。
ですので、キャップとの部分から少しでも蒸発したり空気に触れないようにするために、パラフィルムを巻き付けます。こんな感じ↓
使い方2,古酒のウイスキーの保存方法
パラフィルムの使い方2つ目は「古酒のウイスキーの保存方法」です。
古酒のウイスキーは開封後のウイスキーと比べると梱包を開けていないので蒸発しないだろ?と思われがちですが、全然します。
これはどのような理由なのか分かりませんが、4,50年前のウイスキーなどは一部を除いて普通に液面低下をしています。
ですので、昔だからキャップの部分が甘いのか、どこからか蒸発しているのでしょう。
このようなことが多いため、ここで活躍するのがパラフィルムでして、キャップの部分に巻き付けると少しでも蒸発を防げます。
古酒のウイスキーを保存するには”パラフィルム”一択
上記でも言いましたが、古酒のウイスキーを保存するにはパラフィルム一択です。
ここでは、実際にどのような使うのかについて画像と共に紹介していきます。↓
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STEP1道具を準備するまず、準備するのがパラフィルムを巻くつもりのウイスキーとパラフィルムです。↓
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STEP2パラフィルムを適切なサイズ切る準備ができれば、次はパラフィルムを適切なサイズに切っていきましょう。
パラフィルムはめちゃくちゃ伸びる素材ですので、あまり大きく切る必要なく、これぐらいのサイズでOKです。↓
玄人になれば、これよりも小さいサイズで巻くみたいですが、筆者的には長い分には損はないと思うので、最低は↑の長さが必要だと思います。
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STEP3伸ばしながらパラフィルムを巻く
切ったパラフィルムの表フィルムを外して、最初の部分を伸ばしてください。
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伸ばした部分をキャップの隙間に貼り付けて、少しずつ伸ばしながら貼り付けていってください。
大体、2.5巻きぐらいすると終了間近になるので、ゆっくり伸ばしながら巻き付けるようにしましょう。※焦ると普通に千切れます。
パラフィルム自体には”のり”などは付いていないので、最終的には若干抑えながらギュッと抑えてください。
すると人間が引っ張らない限りは外れることがないため、安心して保存できます。
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STEP4完成
こうなれば完成です。
キャップとの隙間を完璧に防ぐことができていますので、何もないよりは確実に蒸発や味の劣化を防げるでしょう。
まとめ
ウイスキーはどうしてもアルコール度数が高いため、少しの隙間でもあれば時間を掛けて蒸発してしまいます。
ただ、蒸発するぐらいであれば「量が減ったな…」程度で終わりますが、ウイスキーに関してはかなり味が劣化します。
ですので、少しでも空気に触れないように対策して、保管するべきです。
そんな時に利用できるのが、今回紹介したパラフィルムですので、ぜひ大切にウイスキーを保管したい方は購入して使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、お酒に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。