このような疑問を解決していきます。
ウイスキーはバーやお店などに行っても立てて販売されていると思いますが、これにはきちんとした理由があります。
ワインなどは横向きなどに保管することがほとんどでして、立てて保管はしないのですが、ウイスキーは横にするのは禁止です。
この記事では、その理由やなぜウイスキーを立てて保管して横にするのは禁止なのかについて解説していきます。
- ウイスキーの保管で横は禁止
- 横に保管したときの障害
- 横向き販売のものは買うな
ウイスキーの保管で横は禁止
ウイスキーの保管をするときは未開封であっても必ず縦向きにするべきで、絶対横にしないでください。
詳しい理由は下記の”見出し2”で紹介します。
理由を言う前に、まずワインなどを保管する際横向きにしているのかについて紹介すると、コルクの乾燥を防ぐためです。
これに関しては、コルク本来の特性上乾燥をしてしまうと縮むので、ワインが酸化してしまうのを防ぐための行動になります。
しかし、ウイスキーはアルコール度数が高いことから横向きで保管するのは禁止です。
ウイスキーを横にして保管したら起こる障害
上記でも言ったようにワインは特性上横に保管すべきですが、ウイスキーは横にすれば色々なところに障害が出ます。
これは核を考えると”アルコール度数”が高いことから起こる障害ですが、大きく2つに分けれますので、下記で詳しく紹介していきます。
障害1,キャップの劣化
ウイスキーを横にして保管したら起こる障害1つ目は「キャップの劣化」です。
上記でも言いましたがウイスキーはアルコール度数が高く、最低でも40%以上あります。
ですので、ウイスキーに利用される以下のキャップ達はアルコールに負けて、成分が溶け出してしまいます。
<キャップの種類>
- コルク
- 金属
- プラスチック
ウイスキーには基本的なこの3つのキャップを利用しています。
コルクであれば、想像通りボロボロで砕けますし、金属やプラスチックであれば味を変化させるほどのことになります。
ですので、ウイスキーを保管する際は縦にしておく他ありません。
障害2,液こぼれ
ウイスキーを横にして保管したら起こる障害2つ目は「液こぼれ」です。
これは主に、コルクキャップを採用しているウイスキーから発生する可能性が高く、古くなればなるほどリスクが上がります。
特に、2000年よりも前に作れられている、いわゆる古酒に関してはコルクキャップで横向き保管はほぼ確実に液漏れをしています。
こんな感じ↓
これは1970年の大阪万博時に販売されいたと思われるもので、当初は箱に入っていたため縦ではなく横向きで保管されていたのでしょう。
ですので、このように液漏れ跡がありまして、箱などにも染みている場合があります。
横置きのウイスキーは絶対買うな
上記で紹介してきたように、ウイスキーを横向きに保管するのはご法度の1つです。
そんなご法度を普通にしているようなお店も存在していて、ウイスキーを横向きに保管しているお店があります。
そのようなお店はごく一部ではありますが、稀に存在しますので、そのようなところではどれだけ安くても購入しないようにしましょう。
飾ったり、見るだけであれば良いですが、飲もうと思っているのであれば損をするだけですし、下手すれば“健康を害す可能性”もあります。
ですので、縦向きに保管されて、直射日光を意識しているきちんとしたお酒屋さんやお店で購入するようにしましょう。
まとめ
ウイスキーはお酒の中でも度数が高いため、横に保管したり片付けることは禁止です。
もちろん、飲む以外の目的(飾る・見る)だけのためであれば保管方法はどうでも良いですが、液漏れ等は注意してください。
横向きの件だけでなくウイスキーを安全に長期的に保管する方法は以下の記事で紹介していますので、ぜひ。↓
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、お酒に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。